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高年収男性が婚活に苦戦する6つの理由
エリート職種に就かれている高年収の男性は婚活に有利だと誰もが思います。
※「結婚と家族をめぐる基礎データ(令和3年) 年収別有配偶率」
現に、内閣府が発表している「結婚と家族をめぐる基礎データ(令和3年)」の年収別の有配偶率をみると、30代男性の場合、年収300~399万円がひとつ分岐点となり、400万円以上ある男性の6~7割は結婚しています。
900万円以上の男性だと9割前後が結婚していることから、高年収男性ほど結婚に有利なことが分かります。とはいえ、高年収男性の全員が結婚しているわけではなく、残り1割が未婚です。
この残り1割の高年収未婚男性が結婚を考え始めると、結婚相談所や婚活アプリなどの婚活を始動します。
婚活市場では、有利な高年収男性なので、彼らがその気になれば、すぐに結婚できると本人含め誰もが思うでしょう。
ですが、高年収男性でも婚活に苦戦する人は意外にも多いのです。
結婚相談所では、プロフィール内容を裏付けるための必要書類の提出義務があるため、安心して活動できます。それ故、結婚に前向きなエリート高年収男性が多く登録されます。年収1000万以上という男性も結婚相談所では、多く見受けられます。
では、結婚相談所に登録している高年収男性が全員結婚できているかというと、現状はそう簡単ではありません。
結婚相談所の活動男性で成婚している年収のボリュームゾーンは400~600万円台で、意外にも苦戦する高年収男性が多いのです。
結婚に有利なはずの高年収男性なのに、なぜ苦戦するのでしょうか?
その原因を見ていくと、一つの共通点にぶつかります。
それは、高年収を得られる人が持つ特性が、婚活においては裏目に出ているという点です。
高年収を得るということは、仕事ができるということ。
仕事ができる男性は、次のような特徴の男性が多いのではないでしょうか?
特徴1:「仕事」において、自分にも他人も厳しい。
特徴2:「仕事」に対して、こだわりを持っている。
特徴3:「仕事」に対してプライドを持って取り組んでいる。
特徴4:「仕事」はスピード感が大事と考え、何事も早い。
特徴5:「仕事」での決断が速い。
特徴6:「仕事」は常に効率良く進めている。
高年収男性が、いざ婚活を始めると、この「仕事」に対してのスタンスをそのまま、婚活にも向けてしまいます。
では、これら特徴が婚活でどう影響するのでしょうか。
順にみてみましょう。
特徴1:「婚活」において、自分にも他人も厳しい。
▷自分に厳しい人は相手にも同じ完璧さを求めがちです。仕事では良いですが、婚活でストイックさや厳しさ、完璧さを相手に求めると相手は疲れてしまいます。ルーズすぎるお相手は駄目ですが、相手の多少の欠点は愛嬌!くらいに思える大らかさを持ってください。
特徴2:「婚活」に対して、こだわりを持っている。
▷相手に対してこだわりを持つことは普通のことです。特に高年収男性なら、お相手に対する条件はそれなりのこだわりはあるでしょう。でも、その相手があなたを受け入れるかどうかは別問題です。自身の持つこだわりを持ち続けることよりも、そのこだわりに対して、冷静で客観的な目をもつことの方が婚活には必要です。
特徴3:「婚活」に対してプライドを持って取り組んでいる。
▷何事に対してもプライドを持つことは立派なことです。しかし、婚活という場においては、そのプライドが仇となることの方が多いです。
婚活は、男女の出会い・交際の場です。想い想われ振り振られ、必ずしも自分の思い通りにならないものです。
婚活では、思い通りにいかない時こそ、辛くてもまずは現実を受け止めることが、成功するためのスタートラインとなりますが、プライドが高いと、実際は振られているにも関わらず、その現実に目を背け、自分のプライドを固持する傾向にあります。
婚活では、自分のプライドよりも人を思いやる気持ちを優先してください。
特徴4:「婚活」はスピード感が大事と考え、何事も早い。
▷仕事では、スピード感が大切です。しかし婚活においては、相手の気持ちを考え、時には待つ時間も必要です。
仕事のできる男性は、なんでも早く物事を進めたがります。婚活も例に漏れず、相手の都合を聞く前に、自分都合でデートの約束を取りたがる人が多い傾向にあります。例えば、ピンポイントかつ直近での候補を出すとか、出張が入る前にとりあえず会っておきたいなど。早くお会いして進めていきたいのは分かるのですが、自分都合で何でも決めていってしまう人、話し合いのできない人だと思われてしまいます。
流行る気持ちはいったん抑えて、相手と歩調を合わせることをしてみてください。
特徴5:「婚活」での決断が速い。
▷女性は、決断力のある男性が好きです。ですので、決断力があること自体は、むしろ好まれる特徴ではあるのですが、決断力を発揮する場を間違えることが多いです。
例えば、お見合いで、少しでも違うと感じるとすぐにNGを下したり、交際に入っても相手から返答がすぐにこないとか、自分に予定を合わせてくれないとか、ちょっとした理由ですぐにNGにしてしまう、ということが多々あります。
自分の都合に合わないとNGにしてしまうことが多い傾向にあり、決断が速いというより、切り捨てが速いと言った方が正しいかもしれません。
自分から相手を切り捨てる前に、自分都合になっていないか自分の行動を振り返ってみてください。
特徴6:「婚活」は常に効率良く進めている。
▷多忙で仕事ができる人ほど、効率よく物事を進める癖がついていると思います。時間内にできるだけ多くの業務や予定を効率良く進めるにこしたことはありません。しかし、この癖を婚活でも同じようにやってしまうと、効率どころか無駄に終わってしまう結果となります。
一日にお見合いを詰め込みすぎるとか、一日に朝昼晩で交際に入った人と会うといったことをしていると、お相手と向き合うというよりも、お見合いをこなす、デートをこなすというタスク業務になり、それが相手に伝わってしまい、全員から振られるという結果となります。
このようになってしまうのは、相手を知ろうとするよりも相手が自分に合うか合わないかをチェックしようとする意識が働いているように思います。
それが相手にも伝わってしまうのでしょう。
相手は人間なので、ちゃんと自分を見てほしいと思っています。限られた時間を効率良く使うことは良いのですが、対象が仕事ではなく人なので、相手と向き合う姿勢をもってみてください。
こう見てみると、共通して見えてくるのが、高年収男性は、「自分都合」で婚活をしてしまう傾向があり、それが苦戦を強いてしまうことが分かります。
忙しい故なのは分かりますが、忙しいのだから自分に合わせてくれ、という姿勢だと婚活は成就しません。
ご成婚される高年収男性もたくさんおり、その方々は、逆に相手に合わせることが上手な方々です。
高年収男性にも関わらず、婚活に苦戦している場合は、自身の仕事に対するスタンスを振り返ってみてください。仕事では通用するスタンスが婚活では仇となっているかもしれませんので、ご注意を!
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